沖縄のお酒といえば泡盛を思い浮かべるという人もいるのではないでしょうか?
今回は初めて飲む人にもおすすめの有名なおいしい泡盛を15本ご紹介します。
この記事の目次
1.有名でおいしい、おすすめの泡盛15選
1-1.八重泉酒造 八重泉
沖縄県の石垣島にある八重泉酒造で造られている「八重泉」。
八重泉酒造は石垣島に古来より伝わる⼿間のかかる直⽕蒸留と、洋酒の手法である⻑期に渡る樽貯蔵を組み合わせた、伝統と革新を融合した他にはない酒造りを行っています。
「八重泉」は創業当初から石垣島の人々に愛されてきた泡盛で、直火式蒸留と黒麹仕込みで造られた香ばしい芳醇な香りが特徴です。キレのあるバランスのいい味わいと、奥深い甘みが口の中に広がります。
クセが少ないので初めて飲む人や女性にも飲みやすい泡盛です。アルコール度数が30度と高めなので水割りやお湯割り、シークワーサーなどの柑橘系のジュースなどと楽しむのもありです。
(出典元:八重泉酒造公式サイト – 石垣島の泡盛)
1-2.久米仙酒造 正蔵25度
沖縄県那覇市の久米仙酒造は、「伝統を大切にしながら、泡盛の新しい可能性を求めて一歩進んだ泡盛づくり」をモットーに日々酒造りを行っています。
久米仙酒造の「正蔵25度」は名前の通りアルコール度数が25度と泡盛にしては低めで、バナナのような華やかな香りとフレッシュな味わいなので飲みやすい泡盛です。
ストレートやロックで飲むのがおすすめ。温かくして飲みたいときはストレートのまま温めるか、お湯割りにしてもOKです。熱すぎると香りが飛んでしまうのでぬるめがいいですよ。
(出典元:久米仙酒造オンラインショップ)
1-3.菊之露酒造 菊之露 古酒 V.I.Pゴールド
沖縄県宮古島市にある菊之露酒造は1928年に中尾酒造として創業し、1965年に菊之露酒造となりました。
地元支持率No.1古酒である「菊之露 古酒 V.I.Pゴールド」は貯蔵・熟成させた8年古酒をベースにブレンドされた芳醇な香り、まろやかな甘みと深いコクを感じることができるこだわりの逸品。黒のボトルは重厚感があり贈答用にも人気です。
アルコール度数は30度なのでもちろんそのまま飲んでもいいですが、水割りにすると飲みやすいですよ。
(出典元:amazon)
1-4.比嘉酒造 残波ホワイト
沖縄県の読谷村にある比嘉酒造。
女性や泡盛を飲みなれてない人にも飲みやすい泡盛を作りたいというコンセプトで造られたのがこの「残波ホワイト」。2007~2020年度と14年連続モンドセレクション金賞受賞しています。
ザンシロという愛称で親しまれており、独自の蒸留器を開発しフルーティな香りとすっきりとした味わいが特徴です。
アルコール度数は25度。ロックや水割り、ソーダ割りで楽しむのがおすすめです。
(出典元:amazon)
1-5.まさひろ酒造 琉球泡盛 海人
沖縄県糸満市にあるまさひろ酒造は、モンドセレクションをはじめ数々の賞を受賞しています。
青いボトルが目印の「琉球泡盛 海人」は沖縄の海を大切にしたい、みんなでわいわい楽しく元気に飲みたいという思いが込められており、淡麗旨口のすっきり飲める泡盛です。
アルコール度数は30度ですが、小瓶の海人カップ180mlのみ12度となっています。水割りやロックで飲むのがおすすめです。
(出典元:amazon)
1-6.崎元酒造所 与那国 クバ巻
沖縄県の与那国島にある崎元酒造所は、伝統的な製法を守り続ける与那国で一番古い酒造所です。
一般的な泡盛は43度・35度・25度・20度ですが、「与那国 クバ巻」のアルコール度数はなんと60度。この泡盛は与那国島でしか製造を許されておらず「花酒(はなざき)」と呼ばれ、酒税法上では「スピリッツ」と表記されます。
芳醇な香りと米の旨味を感じることができる「与那国 クバ巻」はロックや水割りでじっくりと飲むのが基本です。アルコール度数が高いのでカクテルとしても楽しまれています。
酒造の方は冷凍庫で冷やし、どろどろとした状態で飲むのもおすすめなのだとか。アルコール度数が高いので完全に凍らないため、独特の飲み方が楽しめるのです。
(出典元:泡盛 崎元酒造所)
1-7.菊之露酒造 菊之露 サザンバレル
先述でも紹介した菊之露酒造からもう1本。
「菊之露 サザンバレル」は、熟成させた琥珀色が綺麗な樫樽で貯蔵した古酒。樫樽の香りと泡盛独特の甘味が特徴で、古酒ですがクセがなく飲みやすいです。
アルコール度数は25度。ロックや水割りがおすすめですが、ソーダ割りですっきりと味わうのもありです。
(出典元:イオン琉球オンラインショップ)
1-8.瑞泉酒造 43%瑞泉3年古酒
沖縄県那覇市にある瑞泉酒造は明治20年の創業以来、伝統の味を守り続ける有名な酒造です。
「43%瑞泉3年古酒」は本格カメ貯蔵による熟成古酒。牛肉にも合うといわれている食事中にもおすすめの泡盛です。芳醇な香りと深いコクが楽しめる1本。
飲み方はストレートやロックでもいいですが、アルコール度数が高めのため水割りやお湯割りもおすすめです。
(出典元:琉球泡盛 瑞泉酒造 公式オンラインショップ)
1-9.請福酒造 請福いりおもて
沖縄県の石垣島にある請福酒造は、泡盛だけではなくグレープフルーツなどのリキュールや純米酢なども有名です。
イリオモテヤマネコのラベルが印象的な「請福いりおもて」は、西表島の水を仕込み水に使用した泡盛。西表島の水の甘みと深いコクが特徴です。
アルコール度数は30度。ストレートでもいいですが、水にこだわった泡盛なので水割りもおすすめです。
(出典元:amazon)
1-10.ヘリオス酒造 くら
沖縄県名護市にあるヘリオス酒造。
600年以上の伝統製法で造られている「くら」。蒸留には単式蒸留機を、仕込みは黒麹菌を使った全麹仕込み、原料は100%インディカ米で添加物を一切使っていません。樫樽は「くら」の原酒のためだけに作られた特別仕様。芳醇な香りとまろやかな味わいが特徴です。
そのまま飲んでもいいですが、沖縄県民のおすすめは1:1の水割り。もちろんお湯割り、ソーダ割りでも楽しむことができ、カクテルベースとしてもおすすめの泡盛です。
(出典元:ヘリオス酒造オンラインショップ)
1-11.久米島の久米仙 でいご古酒43度
久米島の久米仙は水は天然の湧清水を、米は厳選された南方硬質米を使用し、豊かな自然の気候風土を利用して泡盛を造っています。
「でいご古酒43度」はさわやかな香りと、素材の旨味が口いっぱいに広がります。
本格的に味わうのであればストレートがおすすめですが、地元で一番人気の飲み方は水割り。まろやかな泡盛特有の旨味を感じることができます。
味の変化を少しずつ楽しみたいのであればロックがおすすめ。ソーダ割りにするときはスライスレモンをそえると美味しいですよ。
(出典元:【公式】沖縄 泡盛・古酒の酒造所 久米島の久米仙)
1-12.識名酒造 時雨
沖縄県の首里城のふもとにある識名酒造。「古風味豊かな」泡盛造りを目指しています。
「時雨」は華やかな香りと濃厚の旨味が特徴で、飲んだ後の余韻も楽しめる1本。4合瓶はスタイリッシュな黒の瓶で、贈り物にもおすすめです。
「時雨」はもちろんストレートで飲んでもいいですが、ふわっと香りがたつお湯割りがおすすめ。暑い季節でもぬるめのお湯割りで、食中酒として楽しんでみてください。「時雨」を使って梅酒を造るのもありです。
(出典元:識名酒造公式オンラインショップ)
1-13.波照間酒造所 泡波
日本最南端に位置する沖縄県の波照間島にある波照間酒造所。
「泡波」は生産量が少ないため、島外に出ることがほとんどなく幻の酒と呼び名がついているのだとか。「泡波」に使われる波照間の地下水は微妙に塩分を含んでいるため、まろやかな甘みを生み出します。
飲み方はストレートやロックで少しずつ楽しむのもいいですが、アルコール度数が30度のため水割りにすると飲みやすくなります。シークァーサーなどの柑橘系のフルーツを絞って飲むのもおすすめです。
波照間酒造所のご主人はブラックコーヒーで割って飲むこともあるのだそう。変わった飲み方が好きな人は試してみては?
(出典元:最南端・波照間島の酒 【泡波】 製品一覧)
1-14.宮里酒造所 春雨 ゴールド
沖縄県那覇市にある宮里酒造所は、一時期小売業をやめ、他のメーカーや酒造共同組合への桶売り販売のみとなり幻の銘酒と呼ばれていましたが、平成9年に一般販売が再開されました。
「春雨 ゴールド」は2年とは思えないほど熟成された古酒のような濃厚な甘い香りと、上品なコクが特徴です。
アルコール度数は30度。水割りやお湯割り、ソーダ割りと飲み方も自由に楽しめます。濃いめのおつまみと楽しむのであれば、じっくり楽しめるお湯割りがおすすめ。
(出典元:日本酒・焼酎通販【オンターブル】)
1-15.神村酒造 暖流30度
沖縄県うるま市にある明治15年に創業した神村酒造。
「暖流30度」はバーボンウィスキーの貯蔵に使用するオーク樽で貯蔵しており、成熟した琥珀色のモルト、古酒、一般酒を神村酒造独自のレシピでブレンドした特別な泡盛です。
甘味と旨味のバランスがいい「暖流30度」は、強炭酸水で割り食中酒として飲むといいでしょう。神村酒造ではピザやパスタ、チーズ、ハムやソーセージなどのお肉料理と一緒に楽しむことをおすすめしています。
普通の泡盛とは違うと人気なので、苦手という人も試してみる価値がありそうですね。
(出典元:神村酒造オンラインショップ)
まとめ
一度は飲んでみたい有名な泡盛。どんな飲み方でも楽しめるので、初めて飲むという人はまずは有名な泡盛から試してみては?