お酒の中でも焼酎は苦手…という方は多いのではないでしょうか。意外かもしれませんが、そんな方こそ飲めばハマってしまう焼酎はたくさんあります。中でもフルーティーで飲みやすい焼酎は、女性や焼酎初心者の方に特におすすめです。
今回はフルーティーで飲みやすい焼酎をご紹介します。
この記事の目次
1.フルーティーな味わいは麹や素材から
果物や花など、清酒でいう吟醸系の香りのことを、フルーティーな焼酎と表現します。低温発酵させた黄麹仕込みのもろみや、香り系酵母で仕込んだもろみを減圧蒸留した焼酎には、このような香りや味わいがつく傾向にあります。
焼酎初心者や女性にとって、飲みやすい味わいのものが多いためおすすめです。
2.フルーティーで飲みやすい焼酎おすすめ15選
2-1.感謝の焼酎 泥亀【芋】
「焼酎が苦手な人でも美味しく飲めるように」と作られた「感謝の焼酎 泥亀」。
こちらは長崎県西海市にある「大島酒造」と、高知県高知市愛宕町にある「株式会社泥亀社中」が共同開発した焼酎です。
長崎県産のさつまいも「紅あずま」を使用しており、通常の芋焼酎より強い甘みが感じられます。
口あたり優しく喉ごしも良いため、芋焼酎であることを忘れるほど飲みやすいフルーティーさ。
おすすめはよりまろやかになるお湯割りですが、ソーダと割って飲むこともさらに香りが増し、美味しくいただけます。
(出典元:楽天市場)
2-2.蔵の師魂 The Orange(オレンジ) いも焼酎
蔵人の魂が込められた伝統の熟成焼酎、「蔵の師魂 the orange」。
天皇杯や黄綬褒章を受章した「土つくり百姓」と称す東馬場 伸さんが育てた金峰町産の黄金千貫を、素焼きの甕壺で醸した人気ブランド。
甕壺貯蔵の熟成による芳醇な香りと、角のないなめらかな口あたりが特徴で、独特なコクと甘みのある深い味わいとなっています。
まろやかでありながら余韻が残る焼酎なので、後味をしっかりと感じやすい水割りがおすすめです。
(出典元:楽天市場)
2-3.黒糖焼酎 飛乃流朝日
奄美を代表する若き醸造家「喜禎浩之氏」が造る黒糖焼酎「飛乃流 朝日」。
「大きく羽ばたき、全世界を飛びまわる焼酎になるように」との想いを込めて名付けられた朝日の限定醸造。
厳選された良質の黒砂糖と国産米を原料とし、白麹とサンゴ礁の石灰岩層から湧き出る地下水を仕込水に用いて、長期低温もろみで仕込み、伝統的な常圧蒸留を行って、1年以上の貯蔵熟成を経て蔵出しされています。
低温醗酵仕込みのため、フルーティーで柔らかな黒糖甘さが表現されています。
これから黒糖焼酎に挑戦したいという方にもぜひおすすめしたい焼酎です。
黒糖の甘さをより広げてくれる、ぬるめのお湯割りでお楽しみください。
(出典元:楽天市場)
2-4.黄麹 の さくら白波
九州新幹線全線開通を記念して発売された薩摩酒造の「黄麹のさくら白波」。
南薩摩産の新鮮なさつまいもを原料に黄麹で仕込んだ本格芋焼酎です。
フルーティーで華やかな香りがありながらも、すっきりとキレのある風味とさらりとした口当たりが特徴。
芋焼酎とは思えないクセのない飲みやすさは、女性や初心者の方にぜひ飲んでいただきたい一本です。
フルーティーさをより感じやすいロックや水割りがおすすめ。
(出典元:楽天市場)
2-5.芋焼酎 宮ヶ浜 玉茜
鹿児島にある大山甚七商店で造られた「宮ヶ浜 玉茜」。
原料にオレンジ芋といわれる玉茜が使用されており、トロピカル果実、紅茶や金木犀を連想させる甘く華やかな香りが特徴。
芋由来のフルーティーな旨味と甘みの中に深いコクが感じられ、一度飲むとやみつきになること間違いなしの一本です。
柑橘系果実の旨味が一番感じられるロックがおすすめ。
(出典元:楽天市場)
2-6.彩葉 米焼酎
KuraMastre2021 米焼酎部門で金賞を受賞した「彩葉」。
良質の米と水だけを使って丁寧に造り上げられた純米焼酎。
吟醸酵母と日本酒に近いタイプの白麹を使用し厳しい温度管理のもと、低温醗酵させることで生まれる華やかな香りとマイルドでフルーティーな味わいが特徴。
和食・洋食・中華と料理を選ばないスッキリ感があります。ロックや水割りはもちろんのこと、スパーリング清酒のようになり飲みやすいソーダ割りがおすすめ。
(出典元:楽天市場)
2-7.MUGEN白波 The TropicaL Wave
様々な技術を贅沢に使用したこだわりの本格芋焼酎「MUGEN白波」。
鹿児島の薩摩酒造で生まれたにごり酒であるMUGEN白波は、繊細な酒質のため、UVカットの透明袋入りとなっています。
特許技術「土室糖化芋(つちむろとうかいも)」を原料にし、優しい自然な甘さと濃厚さを最大限に引き出した旨味が特徴。
濃厚な甘みを楽しめるロックがおすすめ。氷が少しずつ溶けて、味わいや香りの変化をより楽しめます。
(出典元:amazon)
2-8.本格焼酎 前田利右衛門 至高の紫
鹿児島の一部地域でしか取れないレアなさつまいもを使用して造られた「前田利右衛門 至高の紫」。
社員の方の手で植え付けから収穫まで、手塩にかけて育てたエイムラサキ芋を原料とし、黄麹を使用して醸造、熟成させた逸品です。
フルーティーで華やかな香りとほのかな上品な甘みが特徴です。
おすすめはストレートで飲むこと。フルーティーさを最大限に感じることができます。
(出典元:楽天市場)
2-9.紅芋焼酎 さつま夢街道 黒麹
鹿児島県の原口酒造で造られた芋焼酎「さつま夢街道」。
鹿児島県産の2つの紅芋、紅東と紅さつまを使用し、ひとつは常圧蒸留、ひとつは減圧蒸留でそれぞれ蒸留が行われ、原酒をブレンドされ造られています。
青りんごのような香りを醸し出すこの焼酎は、とても上品な香りとフルーティーな風味を味わえることが特徴です。
冬場なら先に水で前割りして数日置いてからお燗で、夏場ならロックか水割りがおすすめ。
(出典元:楽天市場)
2-10.しそ焼酎 鍛高譚
焼酎が苦手でも鍛高譚だけは飲めるという人が多い「鍛高譚」。
北海道白糠町の香り高い赤しそと大雪山系を望む旭川の清冽な水を使用して造られた、爽やかな風味の“香り楽しむ”しそ焼酎。
カクテルに適しておりとても飲みやすく、女性からの人気も大変高いです。
クランベリージュースやジンジャエールで割ると、ほんのりとしその香りが突き抜ける感じを味わうことができ、さっぱりとした喉ごしになるためおすすめです。
(出典元:楽天市場)
2-11.赤芋仕込み 明るい農村《芋焼酎》
100年以上使われ続けた和甕が”よき焼酎”を醸し出す「明るい農村」。
“よき焼酎は、よき土から生まれ、よき土は、明るい農村にあり”という蔵の想いが名前の由来となっている芋焼酎です。
1911年の創業以来ずっと使われ続けている和甕と、原料である黄金千貫と黒と白をブレンドした麹によって生まれる深いコクは、多くの人を魅了してきました。
ふくよかで甘い香りと、さつまいもの豊かな甘さと深いコクの味わいが特徴。
おすすめは水割り。まろやかなタイプの芋焼酎ですが、水割りにすることでさらに飲みやすくなります。
(出典元:yahooショッピング)
2-12.紅色宮ヶ浜黄麹《芋焼酎》
大山甚七酒造の鹿児島限定焼酎である「紅芋宮ヶ浜黄麹」。
代々受け継がれてきた技と和甕としっとりとした触感で甘く美味しい南薩摩産”紅はるか”で丁寧に仕込まれています。
糖度が高く甘い紅はるかと日本酒用の黄麹が原料に使われていることで、繊細でおくゆきのある華やかな香りと甘い味わいが特徴。
こちらはフルーティーで甘く、どんな飲み方でも楽しめますので、お好みの飲み方を探してみてください。
(出典元:かごしまの焼酎家はしぐち)
2-13.伊佐小町(いさこまち)13度
ピンクのオシャレな瓶にカラフルなラベルが特徴的な「伊佐小町いさこまち 13度」。
本格芋焼酎を造ってきた大口酒造が生んだ度数の低い伊佐小町は、女性や初心者の方におすすめの逸品。
新品種のサツマイモ「ハマコマチ」と白麹を原料に造られた伊佐小町は、甘い花、トロピカルフルーツ、紅茶、リンゴのコンポートのような様々な甘い香りが最大の特徴です。
ほのかな芋の甘みと旨みにサッパリとしたフルーティな味わいが、飲みやすく癖になります。
冷蔵庫で十分に冷やしていただくストレートがおすすめ。
(出典元:焼酎のひご屋 本店)
2-14.こいじゃが《芋焼酎》
鹿児島酒造が生んだ本格芋焼酎「こいじゃが」。
こいじゃがとは、鹿児島弁で「これだ!!」という意味。
扱いが難しい黄麹を使用し、人の手による細やかな手入れと管理をする焼酎造りの原点に帰って造り上げた芋焼酎です。
芋の独特の香りが苦手という方にもおすすめのフルーティーな香りとまろやかな甘みが味わえるが、しっかりと芋の旨味あるのが特徴。
ストレートでもぐいぐいと飲めてしまうほどですが、お湯割りにするとさらに優しい味わいとなります。
(出典元:焼酎のひご屋 本店)
2-15.舟人(ふなと)《芋焼酎》
鹿児島県の西南部にある原口酒造で造られた芋焼酎「舟人」。
黄麹と最上級の香りの酵母を使用して仕込み、減圧蒸留することにより、柑橘類のようなフルーティーな香りを醸し出しています。
優しい甘い口当たりにのどごしサッパリとしたキレの良さが特徴。女性におすすめしたい飲みやすい芋焼酎です。
氷を入れてしっかりと冷やしたロックや水割りがおすすめ。
(出典元:焼酎のことなら上ノ町商店)
まとめ
フルーティーで飲みやすい焼酎を紹介しました。
飲みにくいイメージのある焼酎ですが、初心者や女性の方でもハマってしまう焼酎はたくさんあります。
ぜひ自分好みの焼酎を探して楽しんでみてください。