焼酎で作る梅酒は広く親しまれている定番の飲み方です。焼酎にも種類がありますが、沖縄で生まれた泡盛でも梅酒を作る事ができ、また違った風味となり美味しくいただけます。
今回は泡盛での梅酒の作り方や、美味しく作るポイントなどを詳しく解説していきます。
また、梅酒作りに適した泡盛も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
1.おうちでも簡単!泡盛を使った梅酒の作り方
自宅で簡単に作ることが出来る泡盛の梅酒は、普通の梅酒よりも濃厚でコクがありながら梅の甘酸っぱさも合わさり、最高の組み合わせです。
アルコール度数35度の泡盛で漬け込んだ場合には、出来上がる梅酒は梅の水分にもよりますが、20〜25度程度になります。
漬け込む目安は3ヶ月ほどで、梅の実は1年後に取り出してください。梅の実は6~8月頃にスーパーなどで見かける事が出来ます。その頃に仕込むと秋頃にはちょうど良く仕上がります。
用意するもの・材料
- 梅の実(1kg)
- 氷砂糖(400~800g)
- 35度以上の泡盛(1800ml)
- 保存容器(お酒の量の2倍位の広口瓶・密封瓶がおすすめ。)
※氷砂糖の量は好みに合わせて調節してください。
泡盛を使った梅酒の手順
1、 梅の実を水洗いします。一粒ずつ表面をよく洗い拭き、へたを取ります。
2、良く洗って十分に乾かした保存容器に、梅の実を1/3量入れ、氷砂糖を1/3量入れます。同じように梅の実と氷砂糖を交互に入れ繰り返し、最後に泡盛を注ぎます。
※保存容器はよく洗浄して、十分に乾かし清潔な瓶をご使用ください。
3、冷暗所に保存してください。お酒が琥珀色になれば完成です。
2.梅酒作りにおすすめの泡盛3選
泡盛の種類を変える事で、さまざまな風味の梅酒を作る事が出来ます。ぜひ自分好みの泡盛を見つけて梅酒作りを試してみてください。
2-1.神泉 手造り果実酒のすすめ
昔から沖縄では薬酒として親しまれてきた泡盛の果実酒「神泉 手造り果実酒のすすめ」。
じっくりと熟成させており、風味豊かな古酒の果実酒が楽しめます。電子(マイナスイオン)技法による泡盛の浸透力を活かして、果実に含まれるエキスの味や香りを引き立たせています。
アルコール度数は35度であり、元々定番の梅酒やお好みの果物を使って果実酒を作るようにと開発されており、梅酒作りに適した泡盛です。
(出典元:琉球泡盛)
2-2.40%瑞泉古酒
常圧蒸留の本格派泡盛「瑞泉古酒」。
黒麹に全麹仕込みの伝統製法で造られています。
ゆっくりと広がる芳醇な香りと熟成が生んだ深いコクが特徴。どっしりとしたコクとフルーティーさを一緒に感じることの出来るヴィンテージ泡盛の定番です。
梅酒にするとまた上品でまろやかな味わいとなり、泡盛の味わいと梅の酸味がとてもマッチします。本格泡盛の味わいもしっかりと楽しみたい方におすすめ。
(出典元:琉球泡盛 瑞泉酒造 公式オンラインショップ)
2-3.琉球泡盛 瑞穂(みずほ)熟成三年古酒
古酒のパイオニアである歴史ある瑞穂酒造が生み出した「琉球泡盛 瑞穂」。
酒蔵内の地下タンクで丹念に熟成されていることにより、甘くまろやかな味わいと芳醇な香りを引き出した古酒となっています。
芳醇で濃厚な味わいの瑞穂を梅酒作りに使うことにより、しっかりと深みのある梅酒になり、ロックの梅酒が好きな方にはぜひおすすめしたい泡盛です。
(出典元:琉球泡盛 瑞泉酒造 公式オンラインショップ)
3.梅酒の楽しみ方はいろいろ
梅酒といえばロックや水割り、ソーダ割りが定番ですが、実は様々な飲み方が楽しめるお酒です。
ロックや水割り、ソーダ割りももちろん美味しくいただけますが、オレンジジュースやアセロラジュース、ジンジャエール、紅茶、お茶など、たくさんの飲み方で楽しむことができます。
割って飲む以外にも、アイスクリームにかけたり、梅酒ゼリーにしたりと大人のデザートとしても楽しめるお酒です。
また、寒い日には梅酒のお湯割りにしてぜひホッとする時間をご堪能ください。
まとめ
泡盛で作る梅酒について紹介していきました。
泡盛で作ることにより普段とはまた違った風味の梅酒を楽しむことができます。
ご家庭に泡盛が眠っている方もそうでない方もぜひ泡盛の梅酒作りを試してみてください。