焼酎「佐藤」を解説。3Mなどの有名銘柄を超えるとも言われる魅力とは

入手することが困難な焼酎として知られているプレミア焼酎の1つ。「佐藤」についてご紹介します。

焼酎・佐藤の銘柄や蔵元、人気になった理由や歴史、購入方法、評判などをまとめましたので、この記事を読むことで、より佐藤の良さを知ってもらえたら嬉しいです!

佐藤とは

佐藤の種類は黒・白・麦の3つ

佐藤は佐藤酒造が製造している焼酎で、「芋焼酎(黒麹仕込)」「芋焼酎(白麹仕込)」「麦焼酎」の3種類が販売されています。

芋焼酎はふくよかな甘味があるコガネセンガンという芋を使っており、白麹か黒麹のどちらを使用するかで「黒麹仕込」と「白麹仕込」と分かれます。

「黒麹仕込」ははっきりとしたボディで、コガネセンガンの香ばしい香りを楽しむことができ、「白麹仕込」は繊細な味で、コガネセンガンの甘さを堪能できるようです。また、佐藤・麦は濃厚な味で、麦焼酎ならではの麦の香ばしさをしっかりと感じ取れる焼酎となっています。

どの銘柄が人気?

Amazonのレビューでは、3種類どの銘柄も平均星4つを超えるレビューを獲得していて人気ではありますが、特に佐藤・黒麹仕込は他のプレミア焼酎も凌ぐほどの味を備えていると芋焼酎好きの間で評判です。

また、佐藤・麦は芋焼酎の風味が苦手な方でも飲みやすく、焼酎ビギナーの方にも人気があるようです。

記事後半の章で評判についても記載しておりますのでぜひチェックしてみてくださいね!

 

蔵元・産地

佐藤酒造

焼酎「佐藤」を製造しているのは焼酎の産地として有名な鹿児島県霧島市にある佐藤酒造。創業当時は蔵元は霧島市ではなく、同県の加治木町であり、終戦とともに霧島市に移動した経緯があります。

創業は明治39年で歴史のある蔵元で、佐藤とは別に「さつま」という銘柄の焼酎もつくられています。また、心を込めて焼酎づくりをされていることがわかる、素晴らしい社訓がありますのでご紹介します。

 

私たちは、真心を込めて造った焼酎を、
人の心の通い合う流通によって世の中に広め、
飲む人に喜んでいただくことから得られる揺るぎない信頼を、
蔵に築き、継承していくことで、社会に対し貢献します。

 

なぜ人気に?

芋焼酎には、森伊蔵・村尾・魔王という「3M」といわれるプレミア焼酎が存在し、絶大な人気を誇っています。

佐藤は3Mではありませんが、この3Mと肩を並べるほど絶品な焼酎であることから人気を集めている銘柄。幻の焼酎としてメディアで取り上げられることもあり、その結果、特約店でも売り切れが続出するほどの人気の高さを誇っています。

酒の質を保つためにも大量生産がされておらず、製品に懸ける佐藤酒造の思いが人気に火をつけたのかもしれませんね。

 

歴史

佐藤酒造は明治39年に鹿児島県加治木町にて創業。その後、昭和27年、終戦を機に酒蔵は現在の鹿児島県霧島市に移転され、この時、佐藤酒造有限会社として新しいスタートを切ります。

昭和45年には加治木酒造協業組合に加盟。しかし、組合から脱退する昭和59年まで蔵は休業し、酒づくりは行われることはなかったようで、脱退した後に佐藤酒造有限会社として生まれ変わり、現在に至ります。

 

購入方法

佐藤は佐藤酒造が自社で販売しておらず、佐藤酒造との正規特約店経由でしか定価で購入することはできません。

Amazonやメルカリなどで購入することは出来ますが、基本的に転売のため定価の2倍などのプレミア価格となっており、購入しようと思うと、高い値段で注文するしかないようです。。

評判

Amazonでのカスタマーレビューは次の通りです。

おいしかったです。上品な味で、香りも自分の好みでした。
また購入したいと思います。

 

正月用として父に送りました。非常に喜んでくれました。少しずつ楽しみながら呑みたいとの事です。貴社の対応も良く、また注文したいと思います。

 

佐藤と優劣つけがたい焼酎は他にもあり、若干高めなお酒ですが、
十分説得力ある美味しいお酒です。
無駄なクセがなく非常に飲みやすいです。

 

美味しいけど、ちょっと高い

 

上品でクセがなく美味しい焼酎というレビューが多いので、数ある焼酎の中でもかなり飲みやすく香りの良い焼酎であることがわかりますね。贈答品として用いられることも少なくないようです。

定価ではなかなか手に入らない逸品なので、プレミア価格で取引されるため「価格が高い」といった声もありました。

高い金額を払わないと飲めない。というのは良いお酒なので仕方のないことなのですが、このプレミア価値は転売によって生じている価値で、実際の蔵元に高くなった分のお金が入っているわけではない・・。というのが何とも言い難いところですね。

定価

佐藤酒造の公式HPに、希望小売価格が記載されていまして、そちらによると以下になります。

鹿児島 九州 関西・中国・四国 中部・北陸 関東甲信越 東北 北海道
黒麹仕込 佐藤 1800ml 3,218 3,282 3,327 3,345 3,355 3,391 3,400
白麹仕込 佐藤 1800ml 3,055 3,118 3,164 3,182 3,200 3,227 3,236
佐藤 麦 1800ml 2,573 2,636 2,682 2,700 2,718 2,745 2,755

 

希望小売価格表(消費税別 2015年4月現在)と表記してありましたので、現在は異なる可能性がありますが、鹿児島から遠くなるほど配送料などの兼ね合いなのか高くなるようです。

まとめ

この記事では人気の焼酎「佐藤」について

  • 焼酎「佐藤」の種類
  • 焼酎「佐藤」が人気になった理由
  • 佐藤酒造について
  • 焼酎「佐藤」の評判

についてまとめてきました。

プレミア焼酎として名高い「佐藤」の魅力は分かられましたか?佐藤酒造が真心込めてつくっている焼酎であることも再確認できたのではないでしょうか。

この記事を読んで、焼酎「佐藤」の魅力を知った上で、呑む「佐藤」の味はまた変わってくるかもしれませんね。

 

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