久米仙はフルーティーな香りが特徴の泡盛です。
古酒のシリーズも口当たりがよく飲みやすいと注目をされています。
今回は久米仙酒造の久米仙のラインナップとおすすめの飲み方などをくわしくご紹介します。
この記事の目次
1.久米仙とは
1-1. 久米仙の味わい
久米仙は新酒も古酒もクセが少なく、フルーティーな味わいの泡盛です。
アルコール度数が上がるにつれて古酒独特の芳醇な香りやコクも楽しめますが、全体的に口当たりがいいので初心者でも飲みやすく人気を集めています。
(出典元:久米仙酒造オンラインショップ)
1-2.久米仙のラインナップ
古酒ゴールド
古酒ゴールドは名前の通りゴールドのラベルが目を惹く、3年熟成の古酒100%の贅沢な泡盛。
アルコール度数は30度ですが口当たりがいいので飲みやすく、芳醇な香りが広がり辛口ですっきりとした後味が楽しめます。
おすすめの飲み方はロックや水割り。軟水にすると優しい味わいになります。
(出典元:久米仙酒造オンラインショップ)
ブラック古酒35度
久米仙酒造で一番親しまれているブラック古酒35度。長期熟成ならではの芳醇な香りと深いコクが楽しめます。
まずはストレートかロックで甘味を味わい、そのあとに水割りやお湯割りにしてみてください。おすすめは芳醇な香りが広がるお湯割りです。
(出典元:久米仙酒造オンラインショップ)
十年熟成古酒41度
十年熟成古酒41度は久米仙の最高峰古酒として限定生産された泡盛です。
10年じっくりと熟成を重ねた泡盛は、ほのかにバニラの香りが感じられる深い味わいと余韻が楽しめる1本です。
グラスに注いでから10分ほど待つと、刺激的な香りが和らぎバニラの甘い香りをより強く感じることができます。
大切な人へのプレゼントや、大事な記念日にゆっくりと楽しみたい泡盛です。
(出典元:久米仙酒造)
2. 蔵元・産地
久米仙は沖縄県那覇市の久米仙酒造で造られています。
久米仙酒造は1952年に創業。インディカ種の米と那覇地域の硬度60以下の軟水を使用しており、麹造りにもこだわっています。
久米仙酒造では泡盛リキュールやもろみ酢なども製造しています。
泡盛業界では「業界一、社長の扱いがザツな会社」といわれており、社長と社員の距離が近い風通しの良い酒造で有名です。
鯨
鯨はフルーティーな香りが楽しめる、低温発酵・減圧蒸留で造られたフレッシュな泡盛です。
ロックやソーダ割りでも美味しいですが、柑橘系のフルーツとの相性がいいのでレモンやライム、オレンジ、グレープフルーツなどのジュースで割ったり、グラスにカットして添えたりするのもおすすめ。
寒い季節は60~65度のぬるめのお湯で割ると泡盛特有の刺激が抑えられ、甘い香りとまろやかな味わいに変化します。
(出典元:久米仙酒造)
奴樽蔵25度
業界初の樫樽貯蔵泡盛である奴樽蔵。珍しい琥珀色で樫樽貯蔵特有の木の香りが楽しめます。
まろやかな味わいで後味すっきりなので、ロック・水割り・お湯割りとどんな飲み方でも美味しく、食中酒としてもおすすめの泡盛です。
(出典元:久米仙酒造)
正蔵25度
沖縄のバナナを思わせる甘い香りが癖になる正蔵25度。口当たりもよくすっきりとした味わいです。
正蔵25度はストレートやロックなども美味しいですが、独特の香りを引き立たせるお湯割りがおすすめ。海鮮料理と相性がいいので和食のときに合わせたい泡盛です。
(出典元:久米仙酒造)
くろ30度
くろ30度はもろみの香りにこだわり、減圧蒸留で丁寧にろ過された甘味の強い泡盛です。青リンゴのような酸のあるフルーティーな香りが楽しめます。
鯨と同じく柑橘系のフルーツと相性がいいです。甘すぎるのは苦手な人はグレープフルーツを合わせるのがおすすめ。クセが少ないのでカクテルのベースとしても親しまれています。
(出典元:久米仙酒造)
3. 久米仙の歴史
久米仙酒造は1978年に沖縄で初めて卓上ボトルの泡盛を開発。それが久米仙グリーンボトルです。
久米仙グリーンボトルは一世を風靡し、需要が一気に拡大。1986年には工場を現在の場所に移転し生産量が3倍になりました。1987年には大型容器「久米仙2LITTER」も販売されます。
1989年には業界初の樫樽貯蔵泡盛「奴樽蔵(やったるぞう)」が販売され、樫樽貯蔵泡盛ブームを起こします。その後もモンゴルに初めて泡盛の生産拠点を作るなど、久米仙酒造は常に新しいことに挑戦しています。
久米仙のシリーズは久米仙パック25度、久米仙古酒ゴールド、久米仙原酒58度、久米仙ブラック古酒43度など、どんどん種類が増えていき初心者から通までさまざまな人に愛される泡盛となっています。
4. 購入方法
久米仙は沖縄県内では手に入りやすいといえます。沖縄県外であれば、酒屋さんや大型スーパーなどで手に入りますが、種類が限られている場合があります。
そんなときは久米仙酒造のオンラインショップを利用するのがおすすめ。泡盛以外のお酒も手に入れることができますよ。
5. 評判
久米仙はクセがなく初心者にも飲みやすいと好評です。
新酒はソーダ割りやジュースで割っても美味しく飲めるので、自分好みにアレンジしても楽しむことができます。
古酒のシリーズはお湯割りでゆっくりと飲みたい人におすすめ。
奴樽蔵25度は甘いものとの相性が抜群。奴樽蔵25度とチョコレートは社員さんもおすすめの組み合わせです。
”沖縄旅行の時初めて飲んで気に入りました。自分の晩酌用として購入。次の日に残らないのでとても良いです。”
”泡盛の中では一番です。数ある泡盛の中で癖もなくたいへん飲みやすく最高です。”
(出典元:amazon)
まとめ
久米仙はフルーティーな香りが特徴の香りを楽しむことができる泡盛。ツーンとした泡盛の香りが苦手という人でも飲みやすいので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、ほとんどの種類がロックや水割り、お湯割りなど幅広い飲み方が楽しめるので、飽きっぽい人や季節によってお酒の温度を変えたい人にはぴったりの泡盛です。