芋焼酎が好きな方へ芋焼酎をプレゼントすることを検討しているものの、何を選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
しかも、プレゼントする相手によっては「絶対に失敗できない!」ということもあるでしょう。そこでこの記事では、芋焼酎をプレゼントするときのポイントをご紹介したうえで、プレゼントにおすすめの芋焼酎を厳選しランキング形式で7つご紹介します。ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
1. 失敗しない!プレゼント用の芋焼酎を選ぶときのポイント
せっかく芋焼酎をプレゼントしても、相手に喜んでもらえなければあまり意味はありません。そこで、失敗を避けるためにも、まずはプレゼント用の芋焼酎を選ぶときのポイントをしっかり押さえておきましょう。
1-1. 相手の好みに合わせる
芋焼酎にもすっきりとしたライトな飲み口のものから、芳醇でパワフルな味わいのものまで、さまざまなタイプのものが存在します。そこで、もしプレゼントする相手の好みのテイストがわかっていれば、その方の好みに合わせるのがベストです。好みがわからない場合も、その人が日頃から飲んでいる芋焼酎の入念なリサーチをおこなうことで、好みのテイストがわかってくることがあります。
1-2. 相手が焼酎通ならレアものや個性派も喜ばれる
もしプレゼントする相手が焼酎を飲み慣れている方であれば、それまでに多くの種類の芋焼酎を味わい尽くしているはず。そのため、なかなか手に入りにくいレアものや、一風変わった個性的な芋焼酎も喜ばれるでしょう。
1-3. 不特定多数の人が飲む場合はネームバリューや見た目を優先
得意先の企業に芋焼酎を贈るような場合や、親戚や友人などの集まりに手土産として芋焼酎を持参する場合、その芋焼酎は不特定多数の人が飲むことになります。そのため、全員の好みに一致させるのは至難の業。
このようなケースでは、芋焼酎に詳しくない人でも知っているようなネームバリューがあるものや、ラベルやボトルのデザインがオシャレなものなどが喜ばれます。特に女性が多い場合は、見た目の重要度が増してくるでしょう。
1-4. ストーリーやメッセージ性のある焼酎を選んでみる
ちょっと難しいかもしれませんが、ストーリーやメッセージ性のある芋焼酎を選んでみるというのも一つの手。例えば、ある焼酎が誕生するまでのストーリーや、その焼酎や蔵元が今日まで歩んできたストーリーなどを紹介することで、相手への何らかのメッセージになることもあります。一歩踏み込んで焼酎のストーリーにも目を向けることで、ぜひともプレゼントしたいと思える焼酎が見つかるかもしれません。
2. プレゼントにおすすめの芋焼酎トップ7
以下、プレゼントにおすすめの芋焼酎を7つ厳選してご紹介します。ぜひ参考にしてください。
2-1. 1位:【森伊蔵酒造】森伊蔵 25度
「村尾」と「魔王」とともに、入手困難なプレミアム焼酎を総称した「3M」のひとつである「森伊蔵」。鹿児島県垂水市にある森伊蔵酒造が手掛ける芋焼酎です。
森伊蔵酒造では明治18年の創業時から現在にいたるまで「かめ壺仕込み」という伝統製法を守り続けています。昔ながらのかめ壺でじっくりと焼酎を仕込むことにより、甘味のあるまろやかな味わいに仕上がるのです。しかし、この方法では大量生産ができません。その結果、需要が供給を上回り、プレミア価格がついて流通していることも珍しくありません。
清々しい花のような香りに、上品な口当たり、洗練された深みのある味、上品で柔らかな喉越しが特徴的。
かつてのフランス大統領のジャック・シラク氏も大ファンだったそうで、当時のトヨタ自動車社長・張富士夫氏がレジオンドヌール勲章を受けた返礼として「森伊蔵」を贈呈したところ、大変喜ばれたというエピソードも残されています。
(出典:amazon.co.jp)
2-2. 2位:【西酒造】天使の誘惑 40度
インパクト抜群なネーミングの芋焼酎、「天使の誘惑」。「富乃宝山」や「吉兆宝山」などのラインナップで知られる、鹿児島県日置市の西酒造が手掛ける芋焼酎です。
芋焼酎の原酒を樫樽とシェリー樽に10年ほど貯蔵した焼酎で、薄い琥珀色をしています。
ブランデーを思わせる香りに、ほのかな甘みや厚みのある味わい、豊かなコク、後に残る上品な旨みが特徴的。長い熟成によって育まれた味わいを存分に堪能することができる1本です。
焼酎以外にも洋酒を嗜む人へのプレゼントには特におすすめ。
(出典:amazon.co.jp)
2-3. 3位:【佐藤酒造】佐藤 黒 25度
芋焼酎ファンからも根強い人気を誇る「佐藤 黒」。鹿児島県霧島市にある明治39年創業という老舗の蔵元、佐藤酒造が手掛ける芋焼酎です。なお、商品名にある「黒」とは、黒麹で仕込んでいることを表しています。
芳醇な香りに、黒麹仕込み特有のパワフルな口当たり、丁寧な熟成による繊細で滑らかな味わいが特徴的。飲み込んだ後も口の中に心地よい余韻が残ります。
圧倒的なブランド力と知名度を持つため、焼酎ファンに限らず、焼酎に詳しくない方にも喜ばれるでしょう。かしこまったプレゼントであれば、桐箱入りがおすすめです。
(出典:amazon.co.jp)
2-4. 4位:【山元酒造】農林二号 25度
「幻の芋」から造られた「農林二号」。「さつま五代」でお馴染みの、鹿児島県薩摩川内市にある山元酒造の芋焼酎です。
「農林二号」とは、おもに昭和初期に芋焼酎の原料として栽培されていたサツマイモの品種名。しかしながら、「コガネセンガン」という品種の登場により衰退し、今となっては幻の品種になってしまいました。そんな「農林二号」を復活させ、山元酒造の農業法人「焼酎蔵ファーム」で栽培して原料に、仕込みには冠嶽山の伏流水を使用した焼酎です。
豊かな香りに優しい口当たり、しっかりとしたコク、バランスがとれた味わいが特徴的。
モンドセレクションで2年連続最高金賞受賞という実績もあり、パッケージにも高級感が漂っているので、プレゼントにもピッタリです。なお、「農林二号」の収穫量には限りがあるため、数量限定生産となっています。
(出典:amazon.co.jp)
2-5. 5位:【濱田酒造】海童 祝の赤 25度
赤いボトルが印象的な「海童 祝の赤」。鹿児島県いちき串木野市に明治元年に創業した濱田酒造が手掛ける芋焼酎です。
いちき串木野市は、のちに近代日本を築いた17名の志士、「薩摩藩遣英使節団」が英国へと旅立った場所。このボトルの色は、かつて彼らも船上から眺めたであろう東シナ海の夕日をイメージしています。
甘い味わいが特徴の「ベニサツマ」という品種の原酒と、でんぷん質が豊富な「コガネセンガン」という品種の原酒をブレンド。口当たりはすっきりとした、適度にコクのあるまろやかな味わいの焼酎に仕上がっています。
先述のようなエピソードと「祝」という文字があることから、これから遠くへ旅立つ人や、新たな人生の門出を迎える人へのプレゼントには特におすすめの1本です。
(出典:amazon.co.jp)
2-6. 6位:【吹上焼酎】吹上デコ 芋 36度
まるでメンズ化粧品のような、スタイリッシュなボトルの「吹上デコ 芋」。鹿児島県南さつま市の吹上焼酎が手掛ける芋焼酎です。
原料のさつまいもには、糖度が非常に高く、食用としても珍重される種子島産の「安納芋」を使用。その風味を活かすべく、昔ながらの常圧で蒸留されています。
安納芋に由来する芳醇な香りと上品な甘さ、旨味たっぷりの味わいが特徴的。焼き芋をほおばった時のような優しい甘さが、口の中にふんわりと広がります。
オシャレにも敏感な焼酎愛好家へのプレゼントにはピッタリの1本と言えるでしょう。
(出典:amazon.co.jp)
2-7. 7位:【本坊酒造】スモーク焼酎 No.59 33度
これまでにない味わいが楽しめる「スモーク焼酎No.59」。鹿児島県鹿児島市の本坊酒造が手掛ける、スモーク仕込みの芋焼酎です。
ウイスキー造りに使用されるピート(泥炭)と桜チップで燻したさつま芋を使用しており、グラスに注いだ瞬間にスモーキーな香りが立ち上ります。口に含むとスモーキーなフレーバーが広がり、これまでの焼酎に例を見ないような感覚が味わえます。
アイラウイスキーに代表されるスモーキーなウイスキーがお好きな人や、「おおよその芋焼酎は飲みつくした!」というような芋焼酎通へのプレゼントにもおすすめです。
(出典:amazon.co.jp)
まとめ
プレゼントの芋焼酎を選ぶときのポイントと、おすすめの芋焼酎を7つご紹介しました。ぜひこの記事を参考にしていただきながら、プレゼントを贈る相手がどんな焼酎を贈れば喜んでくれるかを考え、とっておきの1本を厳選してくださいね。