皆さんは、焼酎の前割りをご存知でしょうか?焼酎には様々な飲み方・割り方があり、その中の1つに焼酎の前割りがあります。
前割りとはその名の通り焼酎を前もって割っておくことですが、焼酎初心者の方にも焼酎通の方にもぜひ試していただきたい飲み方です。
今回はそんな焼酎の前割りの魅力や作り方を詳しく解説していきます。
この記事の目次
1.焼酎の前割りとは?
焼酎の前割りとはその名の通り、飲む前に事前に割っておくことですが、水割りとは少し違います。
好みの割合いで焼酎と水を混ぜ合わせ、最低1日、できれば2〜3日冷蔵庫で置けば出来上がりです。
前割りは水割りよりも口当たりなめらかで飲みやすくなる利点があります。
そのまま冷やして飲んでも良いですが、常温に戻したり温めたりしても美味しいです。
2.焼酎の前割りの作り方とポイント
焼酎の前割りの作り方を詳しく説明します。
用意するものは水と焼酎(本格焼酎)のみ。
作り方は簡単で焼酎の入った容器に水を入れ、2〜3日冷蔵庫で置けば完成です。専用の瓶を用意しても良いですが、少し飲んで量を減らした焼酎瓶にそのまま水をいれてもOKです。
その際、美味しくなるポイントがいくつかありますので紹介します。
ポイント1.水は軟水がおすすめ
焼酎の前割りを作る際には、水道水ではなく”ミネラルウォーター”を使うことをおすすめします。
特に軟水のものはミネラル分が少ないため、焼酎本来の旨味を邪魔することがありません。
日本で販売されているミネラルウォーターはほとんどが軟水となっていますが、水を購入の際にはラベルを確認してみてください。
ポイント2.水の割合はお好みで
前割りの基本は焼酎6:水4、もしくは焼酎5:水5と言われています。
自分好みの割合で大丈夫です。「濃いのは苦手で…」という方は水の量を増やし、「薄すぎてもなぁ…」という方は水の量を減らして調整してください。
ポイント3.寝かせる期間
特に決まりがあるわけではありませんが、最低1日、出来れば2〜3日は置いてください。寝かせれば寝かせるほど、口当たりのよい焼酎になります。
これも好みによりけりですので、自分の丁度良い期間を見つけてみてください。
3.焼酎の前割りはぜひお燗で
そのまま飲んでも冷やして飲んでも美味しい焼酎の前割りですが、お燗にすることでよりいっそう焼酎本来の香りを楽しむことができます。
そして鹿児島県を代表する伝統酒器、「黒千代香くろぢょか」で焼酎の前割りをお燗にする事をおすすめします。
弱火でじっくりと温めて、焼酎の前割りの魅力を存分に味わってください。
まとめ
焼酎の前割りについて紹介していきました。
前割りしたものは炭酸水で割っても良いですし、コーヒーやジュースで割っても美味しくいただけます。
自分の好きなもので割ったり、色々な本格焼酎で試してみたりと、焼酎でさらに楽しい時間を過ごしてくださいね。